5年前の 西日本豪雨災害。
土砂崩れによる 土石流 で 姉の自宅が 被害を受けました。
いつも 梅雨になると 怖くなります。
線状降水帯 と聞くと びくっとします。
実家に 避難した 直後でした。
あの晩・・・
姉の旦那(義兄) は 大雨の中 車で 仕事から 帰ってくるのが 大変だったそうです。
もう既に 自宅の前の道路は 川のように なっていました。
姉は のんきに お風呂に入っていたそうです。
「なにのんきに 風呂なんか 入っとんな! すぐ 避難するぞ」
と言う旦那 に
「大丈夫よねえ」 と 姉 は 答えたそうです。
お向かいさんも 出てきて
「すぐ 避難 しましょう!!」 と 声を 掛けてくれたそうです。
ご近所の方は 近くの 学校 に 避難 しました。
姉夫婦と姪 は もう少し離れているけど
車で なんとか実家まで 行けました。
心配していた 一人暮らしの母 が 「よく来たね! 大丈夫だった?」
と 三人を 迎え入れたそうです。
その後も すごい量の雨 が 降り続けました。
姉たちは 一晩だけ 泊まったら 翌朝 自宅に 帰るつもりでした。
ですが、翌朝・・・・・
姉の家 の お隣さん から 電話が ありました。
「お宅 の 家が 大変なことに・・・」
(避難しましょう) と 声を かけてくれた お向かいさん の 大きな裏山が 崩れ
大量の土石流 と ともに お向かいさん の 2階建ての家 が
姉の家の方向に なだれ落ちていました。
お向かいさん の 1階部分は 跡形も無く、
2階部分 が 姉の家に引っかかって 止まっていました。
姉の家は 門と塀、庭と、車、玄関、お風呂、台所、二階のバルコニー
が 土砂まみれで 壊滅状態。
大量の土石流は 姉の家の すぐ横を 斜めに 流れていき
長い下り坂 の 道路 を 流れ落ち
かなり下の 大きな道路までも 通行できなくなっていました。
もし、あの時 義兄 の帰り が あとちょっとでも 遅かったら。
もし、あのとき すぐに 避難してなかったら。
姉 は お風呂 か 台所 に 居て 無事では なかったでしょう。
お向かいさん夫婦 も あのとき 「すぐに 避難しましょう」
と 行動してなかったら
とても 無事 では なかった。
「どうかな?」 「大丈夫かな?」
と ちょっとでも 思ったら
すぐに!! 行動してください!!
避難 してください!!
なんともなかったら・・・ と 躊躇 するかもしれませんが
なんともなかったら 「よかったね」と 帰れば いいんです。
迷うことなく 避難 しましょう。
もし 避難が 間に合わなかったら
山側 から 離れた部屋 に 移るように 言われていますよね。
確かに そう思いました!
お向かいさんの家 のように 奥側 でも 難しいことも ありますが
もし、避難が 間に合わなかったとしても
姉は 奥側の和室 に 移動していたら 助かったでしょう。
それでも、暑い夏に 水道 電気 ガス が 止まって
飲み水と食料 も 泥まみれの家 から 脱出 することは 出来ない状態でした。
迷う間もなく 避難する判断 と 行動 が 大事 です!
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